生産方法の違いから見たハッピ(法被)の種類
一見分かりにくいですがハッピには生産方法の違いで種類分けすることができます。当店では、その中で代表的な4種類をご紹介いたします。
無地ハッピ
価格的には一番安く流通している商品です。綿生地製品とポリエステル生地製品の2種類が存在しています。各色に染められた無地の生地を縫製して作った商品で印刷が入らない為価格をおさえることができます。メーカーがハッピの本体を海外で大量生産し、プリント業者向けに販売していることが多いです。中国、ベトナムなど海外生産国の物価上昇や為替の影響で既製品無地ハッピの価格も上昇気味となっています。
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既製品
名入れのないシンプルな商品の既製品で、汎用性の高い商品です。
低価格でカラーも豊富なので、様々なイベントにお使いいただけます。
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セミオーダー(既製品無地ハッピに名入れ)
無地ハッピの襟や背中部分に名入れをすることをセミオーダーと呼んでいます。
印刷方法は1色・2色の場合はシルク印刷が多く、フルカラーの場合はインクジェット印刷もしくはDTFなどの転写シートを使用しています。
顔料プリントハッピ
顔料プリント(シルクプリント)で作成している商品で、綿生地製品とポリエステル生地製品の2種類が存在します。顔料プリントの性質上生地にインクがのることで、厚みが出てハリのある手触りになるのが特徴です。デメリットとして洗濯をした際に色落ちや色移りが発生してしまうことがあります。
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既製品
基本はフルオーダーが多い製品ですが、「祭」、「大売出し」、「市松模様」など定番柄は既製品としても流通しています。
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セミオーダー(既製品顔料プリントハッピに名入れ)
ハッピの襟や市松模様などの腰柄が入ったシンプルなデザインの既製品顔料ハッピに名入れをすることをセミオーダーと呼びます。
印刷方法は1色・2色の場合はシルク印刷が多く、フルカラーの場合はインクジェット印刷もしくはDTFなどの転写シートを使用しています。
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フルオーダー(オリジナルの顔料プリントハッピ)
生地にオリジナルのデザインを印刷して後から縫製をするハッピをフルオーダーと呼びます。
色数ごとに版代がかかるので小ロットだと高くなります。大量生産の際に向いている製法です。
染料プリントハッピ
綿生地を染料で染めて加工した商品です。生地の繊維まで染められている為生地本来の手触り感を損ねず本格的なハッピの仕上がりになります。デメリットとしては高価になってしまうことです。
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既製品
基本はフルオーダーが多い製品ですが、「祭」、「大売出し」、「市松模様」など定番柄は既製品としても流通しています。
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セミオーダー(既製品染料プリントハッピに名入れ)
ハッピの襟や市松模様などの腰柄が入ったシンプルなデザインの既製品染料ハッピに名入れをすることをセミオーダーと呼びます。
印刷方法は1色・2色の場合はシルク印刷が多く、フルカラーの場合はインクジェット印刷もしくはDTFなどの転写シートを使用しています。
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フルオーダー(オリジナルの染料プリントハッピ)
生地にオリジナルのデザインを印刷して後から縫製をするハッピをフルオーダーと呼びます。
染料でプリントしたフルオーダー品は高価ですが、綿生地本来の手触り・着心地を求めるなどこだわりのハッピを作成したい方に選ばれる製法です。
当店使用製法昇華プリントハッピ(フルカラーハッピ)
ポリエステル生地に昇華プリントで印刷したハッピです。生地はトロマット、トロピカルが一般的ですが、ポリエステルならどんな生地にもプリントできるのでコストにあわせた製品を作成することが可能です。版代がかからないため1枚から安く制作できるのが強みです。また色数・写真に関係なく制作できるのでデザインハッピとも呼ばれています。
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既製品
当店では既製品もたくさんご用意しております。
名入れも可能ですので、デザインにお困りの方は、こちらのサイトをご覧ください。 → はっぴ工房オリジナルデザイン
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セミオーダー(既製品フルカラーハッピに名入れ)
既製品フルカラーハッピの襟に名入れをすることをセミオーダーと呼びます。
データを作成するのが難しい方でもデザインと文言を指定するだけで簡単に名入れをすることが可能です。当店では50種類以上の既製品のデザインをご用意しております。
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フルオーダー(オリジナルのフルカラーハッピ)
生地にオリジナルのデザインを印刷して後から縫製をするハッピをフルオーダーと呼びます。
昇華プリントは顔料・染料プリントと比べて色数の制限が無いことが強みで、フルカラーでの幅広い表現が可能です。
用途から見たハッピ(法被)の種類
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祭りハッピ
お祭りと言えばとにかく楽しくて活気があって元気なイメージですが、そんな雰囲気を一層盛り上げてくれるのが祭りハッピです。伝統的な紋様をあしらったオーソドックスなデザインはもちろん、フルカラーハッピの特徴を活かしたカラフルなデザインまで、お祭りの趣旨に合わせて自由自在な見た目のハッピを作ることができます。学校や町内会などの団体名を入れたり「第○○回△△祭り」というようにタイトルを入れることも可能です。
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イベントハッピ
車販売店の決算セール、スーパーマーケットの朝市、量販店の売りつくしセールなどなど、普段の販促よりも特に注力したいイベントにはハッピが欠かせません。その場の従業員やスタッフ関係者が、ハッピを着用するだけで全員「動く広告」に早変わりします。店内やイベント会場内の特別感を演出する効果もあり、なにより普段の制服やユニフォームの上から羽織るだけで済むお手軽さもハッピの長所です。
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ユニフォームハッピ
同じ意匠の装飾に身を包むことによって生まれる共感や仲間意識が高まるという効果は、団体や組織の団結力、絆を強めるため昔から広く採用されています。しかし実際にユニフォームを着用して活動するためには個人ごとに合ったサイズを用意することが必要です。その点ハッピの場合は上からゆったり羽織るだけなので、少ないサイズ種類でほとんどの着用者をカバーできます。普段使いではなく「ここぞ」という催事などを成功させるためによく利用されます。
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踊りハッピ
よさこい祭りを代表とする、いわゆる「踊り系祭り」は日本全国に多くあります。これらのお祭りでは踊り、ダンスを披露する場としての側面が強く、お祭り全体がひとつの「公演」のようになっています。その演目を華やかに彩るのが踊り子、ダンサーの方々の衣装です。日々研鑽してきた舞踊の魅力を最大限まで引き出す役割として、美しいデザインのハッピが大活躍しています。一般的なハッピの仕様ではなく、袖や裾などを特殊な形状にするなど工夫を凝らしたものにすることが多いようです。